研修会報告

第43回日本手術看護学会東北地区学会のご報告

開催日時

  • 2023年8月19日(土)  10:00~16:00

参加者数

  • 203名

テーマ

  • 「COVID-19を振り返る~どう対応してきたか…今後に活かす手術看護とは~」

開催形式

  • 現地開催 、ライブ配信

内容

  1. 看護研究発表・質疑応答
  2. 看護研究講評
  3. 総会
  4. 特別講演「COVID-19への対応を振り返る~今後の新興再興感染対策~」
    東北医科薬科大学病院 感染症学教授 遠藤史郎先生
  5. シンポジウム
    東北医科薬科大学病院 感染症学教授 遠藤史郎先生
    仙台市立病院  副看護部長  阿部智子先生
    仙台医療センター 手術室副看護師長 感染管理認定看護師 穴澤奈生子先生
    むつ総合病院 手術看護認定看護師 齋藤志乃先生
    磐井病院  手術看護認定看護師  門間りえ先生

昨年第42回本手術看護学会東北地区学会は、COVID-19感染拡大によりWEB開催となりました。今年度は、感染対策を行っての現地開催と、初めてとなるライブ配信を試みました。ライブ配信については、一部音響トラブルや企業展示の配信ができなかったことなど、今後の学会開催の課題となる部分がありました。
COVID-19への対応については、今後私たちの記憶が薄れていくことが予測されますので、改めて学会を通じて記憶に残していくことで、未来につないでいけるのではないかと思っています。今後も、手術看護に携わる皆様のためになる学会運営を心がけていきたいと考えておりますので、何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。

第43回日本手術看護学会東北地区学会アンケート集計結果

回答数

  • 117








  • 理由)

    • ラダーへ触れることでキャリアアップを図れるという視点が面白く感じた。さらに、その講評で多くの指摘があったものの、自分の研究発表にあたり注意すべき点があることを見つめ直すことができた。
    • 講評がとてもわかりやすく今後の自分の研究にも役立てると感じた。
    • 私自身も現在手術室勤務3年目で色々と重なる部分が多く、楽しく発表を聞かせていただきました。
    • 手術室業務に慣れると覚えるまで必死だったからこれ以上は頑張りたくないというマンネリ感が生まれることがあります。そこからさらに上手く向上させる事ができたのかなと感じる研究でした。
    • 業務改善論文だったためか文献が少ないのが気になった。
    • 演題が少なく残念でしたが、興味深い内容でした。
    • ラダーの活用方法などは悩む部分も多いため
    • ・WEBでの参加のため、音声トラブルのため、実際の発表を聴講することができなく、残念でしたが、考察の中にもあるように、私も病棟からの異動であり、環境の変化、業務に慣れない。達成感がない。過少評価を経験してきました。改訂版を用いることでモチベーションの向上につながったことは、素晴らしいことだと思います。
    • 業務改善としては気になる演題であったため。
    • ラダーの変更についてをもっと知りたかった
    • 音声トラブルでほとんど聴けず、内容が把握できなかった。(3名)
    • WEB参加


  • 理由)

    • 研究をまとめる上でどのような視点で進めていけば良いのか参考になった
    • 講評が非常に詳しく説明されており、今後の研究に活かせそうだと思った。
    • 細部にわたりわかりやすかった
    • 研究の方法を細かく解説いただいたため。
    • 講評がとても詳しくて参考になりました。
    • とても分かりやすい講評で、今後自分が研究を行う際の文献クリティークに活かそうと思います。
    • 多くの内容の指摘があるが、大変参考になった。普段からこのような講評をいただける機関が身近にあると良いと感じた。
    • 具体的で良かった
    • とても分かりやすかったです。
    • 研究を今後していく上で、目的、結論ぶれがないように明確にすることの重要さをあらためて考えることができたので、研究発表時に活かしていきたいと思った
    • まだまだ苦手意識が多い研究、書き方やものの捉え方、着眼点など大変勉強になりました。楽しく研究をやりたいものです。
    • テーマの選択や、抄録の書き方(特に方法と、結論)について具体的で参考になった。
    • 研究する上での構成や注意点などわかりやすかった
    • 実際の発表を聴講できていなかったため、理解するのに少し時間を要しました。ラダー制については、上に上がりたくないという思いから、評価を過少評価する現状がしばしば見受けられているように感じています。手術室ラダーを取り入れていませんが、少しそれについて学んでみようと思いました。
    • 講評内容についても学会資料に入れて欲しかった。
    • 音声トラブルでほとんど聴けず、内容が把握できなかったため講評の内容も理解できなかった。(研究発表部分に限らず全体的に配信環境が音質も含めが良くなかった。)
    • WEB参加


  • 理由)

    • 27年前から現在に至るまでの世界的感染症発生の面からも、感染症に対する基本的理解の必要性と対策が大切であることがわかった。
    • 下水中のウイルス量が増加傾向にあるという所で、そこまでの情報を知らなかったため、衝撃でした。当県でも、調べてみようと思います。
    • 現状と比較しながら説明されていて参考になった
    • 興味深いお話だった。
    • 各施設での取り組みが分かり、とても参考になりました。
    • ワクチンは大切だと感じた
    • 大変分かりやすかった
    • マスク、空気清浄機、HEPAフィルターなど多くの研究データを閲覧させていただき、大変参考になった。今後も先行した研究内容の情報をいただけると嬉しい。
    • 過去の感性症との比較等を聞き、これからもCOVID と付き合っていかないといけないと改めて実感しました。
    • COVID-19の現在の対応について学びを深めるとともに、自施設の対応について改めて考え直す機会になりました。
    • コロナウイルス対策 感染の日数と拡大の傾向のところ
    • それぞれ、病院の設備は違うので、その中で感染対策してシミュレーションして対応していたので、参考になった
    • 個々の取り組みや意識ばかり気にしてましたが、長期に渡った問題を次にどうするか、設備の整理。納得しました。
    • 対応の現状の情報共有ができた


  • 理由)

    • 他施設の対応を確認することができた。
    • コロナ患者受け入れのマニュアルや、ゾーニングなど、多くのことに関わってきましたが、ほぼ同じ様に掲示されたりしていることがわかりました。シミュレーションも、五類になるまでは積極的にしていましたが、最近では通常手術対応となってきており、スタッフも混乱しながらも正常化に戻りつつあります。どこの病院もご苦労されていたことがよくわかり有意義な学びになりました。
    • 他施設の取り組みを知ることができた
    • 門間先生の発表はとてもわかりやすくて参考になった。
    • 何点か質問させていただきましたが、ふわっとした回答だったので、もやっとして帰りました。
    • 各施設でどのように対応していたのか、とても参考になりました。自施設の対応方法と比較し、新しく発見できた部分もありました。
    • 帝王切開でバースデーカードをお渡しするというアイデアに心を打たれた。
    • それぞれの病院のCOVID 対応や工夫点を知ることができて良かったと思う。今後も多々変更点はあると思うが、安全を第一に手術を行えるようにしていきたい。
    • 自分の職場長は5類になった時点で手術での対策、対応を撤廃してしまいました。なので、他施設での現在の取り組みを聞けて良かったです。
    • もう少し具体的に各施設で変更した感染対策を知りたかったです。
    • 5類になり施設ごとに判断していかないといけないことが分かった
    • 旬な話題ではないと感じたため。明日から活かせる手術看護ではないと感じたため。


  • 理由)

    • 生の声を聞けてよかった。1人だったからか企業から声をなかなか掛けられなかったのが悲しかった。
    • WEB参加であったため。(19名)
    • zoomでの参加だったため。待ち時間などに起業の宣伝を流すとzoom参加での最新の物品を知れて良いかも。




頂きましたご意見に関しては、今後の研修会企画の参考とさせていただきます。アンケートにご協力を頂きました皆様、ありがとうございました。

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